話せる!英語シャドーイングを紹介。
シャドーイングとは簡単に言うと、聞こえてくる英文を即座にそのままできるだけ真似て発声すること。
日本語でも相手の言っていることを聞いているまますぐ真似するのは結構難しいと思う。
この本を通して、まあ、やっぱり最初に大事だと知るのは、反復である。
面倒くさがりやの自分の一番の課題である。
しかしそれをしなければ上達はしない。
学んだことは、メモ書きでもしてみよう。
Shadowing(シャドーイング)
【基本】
Step 1. リスニング まずは2,3度繰り返し聞いてみる
Step 2. シャードーイング 実際にシャドーイング、聞き取った言葉をそのまま真似て発声する。その際は自分の発生を録音しておく
Step 3. 録音した音声と記述があっているか確認する
Step 4. 語句や単語の意味を確認し、記述を理解する
Step2-3を最低5回すれば、効果がある。それ以上は、効果があまりない。
それ以上は個人的には多分飽きてしまう。
この本には応用編や上級編が記載されていてさらにステップが書いてあるが、
ステップが多くなってしまうと挫折してしまうので、自分は採用しなかった。
(興味のある方は是非どうぞ)
また素材にはLLとYLがあってそれぞれの数値があがるほど上級者向けになる。
LLとはリスニングレベル
YLとは読みやすさレベル(これは日本語なんだな...)
この本にはLL1からLL7までの素材はあり、最初の聞き取りでどれくらいまでは理解できるのかどうか確認する。
代替聞き取れていればそれレベルまでは確認程度で、ちょっとわかりにくくなったところからシャドーイングを始める。
「話せる!英語シャドーイング」の中身の題材を紹介すると
LL1 ①Kung Fu Panda
カンフーパンダ、日本でもアニメ映画が公開され、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
読み物としては、ビギナーの方におススメといったところで、CD付きの物も入手することができます。
LL2 ②Goal2
GOALⅡのストーリーが簡単な英語で書かれている作品です。
映画はGOALⅠ~Ⅲまであります。
作品での主人公の名前はSantiago Muñezです。
映画では貧しいメキシコ人の彼がアメリカに移民し、そこでサッカーに出会い、イギリスのプレミアリーグ、ニューキャスルに招かれて様々な困難に出会いながらも、ワールドクラスのストーリーなのですが、大変面白いのは、本当に2021年にメキシコ人のSantiago Muñoz(ほぼ名前同じ)が実際にニューキャッスルユナイテッドとローン契約(2021-2022)していまいました。
LL2 ➂Alex M.Hayshi
ナレーター、ラジオDJとしてご活躍されています。
「話せる!英語シャドーイング」での音声もとても聞き取りやすい英語でお話しされています。
9か国語+関西弁・河内弁もお話しされるようです。
興味のある方はHP をご覧ください。
LL3 ④The knife Markets of Sanaa
この題材はセンゲージラーニングは発行しているFootprint Reading Libraryの一つになります。
Footprint Reading Libraryは8レベル100タイトルのノンフィクション作品を発行しています。
イエメンのはじめて聞くような街の事なので、最初は少し馴染みにくいかも知れない題材です。
LL3 ⑤Bianca Allen
「話せる!英語シャドーイング」を通して、Bianca Allenさんが登場します。
なま音声は東日本大震災の時に彼女が体験したことのお話です。
彼女のナレーターのサンプルはこちらで聴くことができます。(Youtube)
LL4 ⑥Julius Caesar
出版社は Black Cat Publishing
CDもしくはCD-ROM付きなのでシャドーイングに向いている教材になります。
ローマ人の名前にあまりなじみがないので、1回では理解しにくいと思うかも知れません。
LL4 ⑦Laurie Thain
最初は順調だった歌手生活もビジネス面が勝ってきて、楽しさが失われてしまった内容です。
彼女はカナダのシンガソングライター(Facebook)
以前は広島のYMCA外語学院の講師もされていたようです。
今は歌手活動を継続されていらっしゃいます。HP。
歌手活動のPromotionはYoutubeでも拝見できます。
LL5 ⑧Mercy Killer
Mercy Killer:表紙からもスリーラー、サスペンスっぽさが伝わってきます。
出版社:Cengage Learning
シリーズ:Page Turners Level 11
このシリーズのレベルは1-12まであります。(アメリカ英語)
HPはこちらから。
LL5 ⑨Ellen Kullman
ゼネラルモーターズやデュポンでご活躍されていたキャリアウーマン。
その一方、食糧危機等に関心があり、「話せる!英語シャドーイング」では、2010年ダボス会議で食糧危機について発言されています。
現在はカーボン社のCEOです(2023年1月現在)
彼女のTwitter。
LL6 ⑩Laura Tyson
「話せる!英語シャドーイング」では、2007年のダボス会議での「グローバル経済の動き」に関する発言の一部が記載されています。
彼女はアメリカ合衆国の経済学者で専門はマクロ経済学。
ビルクリントンの大統領経済諮問員会の院長を務めました。
カリフォルニア大学バークレー校教授(2023年時点)
彼女のTwitter。
LL7 ⑪Mark Zuckerberg
「話せる!英語シャドーイング」では携帯電話ですぐに情報を共有できる利便性や携帯電話のアプリFacebookが急速に成長していることが書かれています。
話し手はご存知、Facebookの創業者。専門的な言葉が耳慣れないかもしれないです。
スポンサーリンク